感染予防の知識を紹介|二宮デンタルクリニック

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院内感染予防(滅菌)対策

当医院では患者さんに「安心」と「安全」をお届けします

歯科医院では、限られた器具で一日に多くの患者さんを治療しなければなりません。唾液や血液などが器具に付着することが多く、それぞれの器具への洗浄・消毒・滅菌が不十分では院内感染が起きる可能性があります。当医院では皆様に「安全で安心できる環境で治療してほしい」という考えのもと、徹底した滅菌処理を行っています。

院内感染予防の4つのこだわり

院内感染予防の4つのこだわり

1. 使用済器具の洗浄には除菌水(オゾン水)を使用
2. 器具の滅菌には世界最高水準(クラスB)の高圧蒸気滅菌器を使用
3. ハンドピース(切削器具)は使用するたびに交換・洗浄・注油・滅菌
4. 滅菌できないもの(コップ、エプロン、グローブ、トレーなど)は可能な限りディスポーザブル(使い捨て)を使用

当医院の感染予防対策機器の紹介

オゾン水生成器 ピュアトロンO₃

オゾン水生成器 ピュアトロンO₃

オゾン水は従来の塩素系、アルコール系除菌剤にくらべ優れた除菌能力をもっています(塩素の約7倍)。オゾン自体が持つ酸化力により、短時間(5秒~30秒)で菌やウイルス(ノロ、B型・C型肝炎、HIVなど)を除去します。

世界最高水準(クラスB)高圧蒸気滅菌器 Lisa

世界最高水準(クラスB)高圧蒸気滅菌器 Lisa

クラスBオートクレーブは、小型高圧蒸気滅菌器のヨーロッパ基準(prEN13060)で「あらゆる種類の被滅菌物を安全に滅菌することができる」とされ、医科の水準をクリアした高度な滅菌を行うことができます。従来のオートクレーブでは、中空のものや多孔性のものなどでは空気が蒸気の侵入を妨げるため十分な滅菌ができませんでした。「リサ」は滅菌前にバキューム(庫内の空気を抜き真空状態にする)と蒸気の注入を交互に繰り返し(パルス真空)、被滅菌物内部のすみずみまで蒸気を行き渡らせることにより、高水準な滅菌を行うことができます。

ハンドピースメインテナンス装置 ルブリナ

ハンドピースメインテナンス装置 ルブリナ

使用後のハンドピースの内部には、唾液や血液などが付着している可能性があります。ルブリナは、ハンドピースの内部を洗浄・注油する専用機器です。

小型高圧蒸気滅菌器 EXb ClaveⅡ

小型高圧蒸気滅菌器 EXb ClaveⅡ

ハンドピースを高速で滅菌し、効率的に器具が利用できる小型高圧蒸気滅菌器です。ハンドピースを患者さんごとに交換すると少なくとも100本程準備しなければなりませんが、あまり現実的ではありません。(ハンドピース1本は10~20万くらいです。)このオートクレーブを使用することで、患者さんごとの交換・滅菌を可能にしています。